2016年10月VRに関する意識調査から見えてくるもの

2016年12月01日 09:49

画・2016年10月VRに関する意識調査から見えてくるもの

MMDLaboは運営するMMD研究所にて「2016年10月VRに関する意識調査」を実施した。同調査ではVRに認知度やイメージ、体験したい場所について質問。認知度は高まっているものの、映画やゲームを楽しめそうというイメージの反面、酔いそうといった不安に関する意見も見られた。

 MMDLaboは運営するMMD研究所にて「2016年10月VRに関する意識調査」を実施した。同調査は15歳~69歳の男女1043人を対象に16年10月7日~8日の期間で行われた。

 VRについて15歳~69歳の男女8820人に事前調査を行ったところ、約半数の45.2パーセンとの人が「知っていて理解している」と答えた。「知っている」は17.8パーセント、「VRという言葉を知らない」という人は36.9パーセントという結果だった。また、「知っていて理解している」という3992人にVRのイメージについて調査したところ、最も多かったのが「映画やアニメを楽しめそう」という回答で37.7パーセント。次いで「自宅でゲームが楽しめそう」の36.2パーセントが続いた。VRを理解している人と立ちは日常生活におけるより具体的な楽しみ方をイメージできているようだ。その反面、「酔いそう」という回答も35.9パーセントも出ており、便利、楽しそうというイメージだけではなく不安を感じていることも伺える。

 VR購入者、購入予定者、購入検討者、体験者、機能を理解している1043人にどこで体験したいかという調査も行われた。回答で最も多かったのは「自宅」の61.7パーセント。他にはイベントや観光スポット、遊園地などの「自宅以外」という回答が続いた。

 VRを自宅で楽しみたいという回答が多いのは、Oculus、ソニー<6758>などが相次いで家庭で使うことのできるVR機器を発売したことも要因の一つであろう。2015年後半頃から各社がVR機器を次々とリリースしたため、VRという新技術でも自宅で楽しむことのできるものというイメージが強く根付くことになったと推察される。

 調査結果に表れているとおり、VRはゲームや音楽、映画などのエンタテイメントをより楽しむためのものとして期待が高まっている。しかし、VRは娯楽ではなく教育や医療、ビジネスなど幅広い活用法が期待されている分野でもある。活用法が広がるにつれ、VR使用者の年代も広がりを見せていくことだろう。今後はVR機器が家庭に1台、あるいは携帯電話のように個人に1台という時代も夢ではないかもしれない。(編集担当:久保田雄城)