11月も半ばを過ぎたあたりから、ようやく冬らしい気温になってきた。セーターやダウンジャケットを慌てて引っ張り出している人も多いのではないだろうか。
そんな寒さとともに、これからの時季に特に気を付けたいのが空気の乾燥だ。外だけでなく、建物の中でもエアコン等で空気が乾燥しやすくなっている。風邪やインフルエンザにも罹りやすくなってしまうし、肌にも大きな影響を与えてしまう。
美容業界では、夏だけでなく冬の美白ケアも勧めている。美白ケアは日射しの強い夏の⇒に集中するイメージがあるが、冬だからといって紫外線の影響がなくなるわけではない。むしろ乾燥の激しい冬は肌のバリア機能が低下しがちなので、紫外線対策を怠ると、シミやくすみの原因になりかねない。また、冬の間にしっかりとケアを行っておくことで、春から夏にかけての紫外線に備えることができ、透明感のある肌を手に入れやすくなるとも言われているのだ。もはや、美白ケアは通年が当たり前になってきている。
ところが、美白ケアの化粧水などは、乾燥との相性があまりよくないという声も多い。
化粧品原料等を製造する丸善製薬株式会社が2024年9月に20歳以上の女性約13000名(本調査594名)を対象に実施した調査結果によると「冬に美白ケア効果のある化粧水を使用していて、感じたことのある肌トラブル」という質問に対し、いずれの世代においても「肌が乾燥する/しやすくなった」とする回答が最も多く20~30%台で推移している。また、40代以降では「シワが目立つ/目立ちやすくなった 」とする回答も比較的多く確認されている。肌の水分を保ちながら美白ケアを同時に行うのは、なかなか難しいようだ。
そんな中、エイジングケアが気になる世代を中心に人気が高まっているのが、今年9月にリニューアル新発売されたばかりの、株式会社山田養蜂場 アピセラピーコスメ ティクスによるローヤルゼリー配合の基礎化粧品シリーズ「RJエクセレント」だ。
同社では、潤いに満ちた健やかな角質層を「美肌土台」と 名づけ 、エイジングケアの鍵になることに着目。希少成分「デセン酸」を豊富に含むローヤルゼリーを効果的に化粧品に配合するために、保湿成分「デセン酸リッチローヤルゼリーエキス」を独自に開発した。潤い・ハリ・ツヤをもたらす美肌土台力を高めつつ、有効成分ナイアシンアミドを配合し、シワ改善と美白効果で大人の肌悩みを解決してくれる。しっかり保湿しながら、美白ケアができるというわけだ。近年、ローヤルゼリーを配合した化粧品も増えつつあるが、山田養蜂場はミツバチ産品の専門家なので、素材の品質や安全に対する信頼度も高く、その点も人気の理由の一つとなっているようだ。
また、資生堂も秋冬の美白を積極的に進めている。この時期にとくに人気なのが、SHISEIDO ホワイトルーセントの「ブライトニング ジェル クリーム」だ。乾燥や肌あれなど、肌の感覚に悪影響を及ぼす要因に着目したジェルクリームで、使用感も軽くなめらか。高い保湿効果とともに明るく輝く美透白肌へ導いてくれる。リピート率も高い人気の美白化粧品だ。
年末年始は、公私ともに慌ただしくなり、クリスマスやお正月などのイベントも多い。生活習慣も乱れがちになり、それが肌に如実に表れてしまう。日頃のケアをしっかりと行って、明るく美しい冬を過ごしてほしいものだ。(編集担当:石井絢子)