POSA型ギフトカード事業で伊藤忠食品と凸版が業務提携

2011年08月02日 11:00

 伊藤忠食品と、凸版印刷は、「POSA型ギフトカード事業」において業務提携を行った。

 現在、伊藤忠食品はギフトマーケットの新たな需要創造を図り、食品、外食、サービスなどの分野で消費者の新たなギフトニーズに応えるギフトマーチャンダイジングの取組みを推進。また凸版印刷は、「ギフトカードASPサービス」を中心に、ギフトカードの導入に関するビジネスサポートから、ギフトカードの製造・発行、プロモーションサポートまで、幅広いサービスをワンストップで企業に提供する、ギフトカード事業を展開している。

 今回の提携により、伊藤忠食品は、凸版印刷の「ギフトカードASPサービス」を利用して食品など様々な商品のPOSA型ギフトカードを発行し、消費者がWEB商品交換サイト「ギフトカードモールexchange.com」で「お好きな時」に「お好きな物」を受け取ることができる新しいギフトサービスを展開、新たなギフト市場を創出していく。

 まず第一弾として7月下旬より、お好みの産直商品を選べる「築地市場グルメカード」を発行し、全国の大手チェーン店で販売を開始。両社は食品メーカーやサービス企業をはじめとする多様な企業に対して、POSA型ギフトカード発行の企画から、カードの製造・発行、残高管理、WEB商品交換サイトの運営、商品配送などのビジネス・パッケージを提供することで、日本国内で急速に広がるギフトカード市場への参入をサポートし、消費者に便利で価値のある様々なギフトカードプラットホームを提供していくという。

 また、伊藤忠食品のギフト事業の拡大と、凸版印刷の「ギフトカードASPサービス」の新たな導入先開拓で相互に協力し、双方のギフトサービスを拡大。2011年度中に、食品などをはじめとする幅広い分野で20券種のサービス展開を目指す。