独立行政法人の役員公募に応募をと枝野官房長官

2011年07月28日 11:00

 枝野幸男官房長官は現在公募している独立行政法人の役員ポストについて、18法人の24ポストで実施しているが、7月21日現在での応募者は39人に留まっている、として27日の記者会見で、公募していることを広報するとともに「今回の公募を実のあるものにするため、マスコミのみなさんにも、周知に協力をお願いしたい」と要請した。

 公募締め切りは8月3日になっており、 公募している常勤役員は理事長ポストで12人、理事6人、監事5人、非常勤役員は監事1人。

 公募している法人は郵便貯金・簡易生命保険管理機構、国際交流基金、日本学術振興会、農畜産振興機構、農業者年金基金、新エネルギー・産業技術総合開発機構、日本貿易振興機構、鉄道建設・運輸施設整備支援機構、水資源機構、空港周辺整備機構、海上災害防止センターの理事長ら。理事長クラスの場合、年収は1500万円から2170万円になる見込み。選考は外部有識者による選考委員会が書類選考と面接などで行う。また、透明性の確保に努めるとしている。
(編集担当:福角忠夫)