自民党の山本一太元遊説局長は14日、野田総理が16日に衆議院の解散を決断したことを受け「12月4日公示、12月16日投開票という流れが固まった。年内選挙が実現したことは歓迎したい」とした。この日程は政府・民主の3役会議で同日夜決まった。
山本議員は「信義を守ったというより、実利優先の気がしないでもないが、総理を嘘つきと断じたことは訂正する。結果として、近いうちにという約束を守った」と一定の評価を行った。
一方で、11月21日、22日の参議院予算委員会がキャンセルになる可能性が高いとして、「参議院の審議をパスして選挙に突入するというのは、あまりに姑息な戦術ではないか。閉会中審査という形をとっても、やるべきだ」と参議院での論戦をすべきだと強調した。(編集担当:森高龍二)