農家の「戸別所得補償」の交付金単価の算定基準にもなる水稲1反(10アール)あたりの平年収量について、農林水産省は平成23年産水稲の全国平年収量を22年産と同じ「530キログラム」とした。
都道府県別では東京都など7都県で引上げとなっている。水稲の全国平年収量は農作物共済事業の共済基準単収の算定などに使用されているほか、作柄の良否を表す作況指数の基準にもなっている。
引上げとなったのは東京都の3キログラム引上げのほか、青森県、茨城県、宮崎県、鹿児島県が2キログラム、栃木県、高知県が1キログラムの引上げとなった。(編集担当:福角忠夫)