みんなの党の渡辺喜美代表は14日、野田佳彦総理が議員定数の削減に道筋がつけば今月16日に解散すると表明したことを受け、「総理がそういう決断をしたのであれば、われわれは受けてたちます」と選挙に臨む姿勢を示した。そのうえで「野田政権は最初から最後まで財務省路線の操り人形だった。なさけない」と批判した。
渡辺代表は身を切る取り組みについても「われわれは議員定数は180削減、議員歳費は3割カット、ボーナスは5割カットと3年前から言ってきた」と民主以上にはるかに大きな切込みを訴えてきているとした。
選挙の争点については「景気後退にどう立ち向かうか」など後退局面に入った景気の建て直しなど、景気対策を第一にあげた。
このほか、渡辺代表は「小選挙区で100人以上の擁立を目指してきたが、ちょっと時間が足りないのが現実だ」と語った。現在、64選挙区での擁立を予定している。今後、短時間でどの程度かさ上げできるか課題だ。(編集担当:森高龍二)