タカラトミー、第2四半期連結は減収減益

2012年11月14日 11:00

 タカラトミー は13日、平成25年3月期第2四半期のグループ連結決算を発表した。売上高は83,496百万円(前年同期比6.5%減)、営業利益は1,112百万円(前年同期比78.0%減)、経常利益は784百万円(前年同期比82.4%減)となり、四半期純損失は184百万円となっている。

 現在、わが国の経済は、長期化する債務危機による欧州景気の低迷や中国における経済成長の鈍化など海外経済の減速を受け、輸出や個人消費が減少している。

 このような環境のもと、同社は定番商品の販売が堅調に推移するとともに、新世代バトルホビー等の重点商品などが好調を博したことに加え、テレビゲーム卸の取扱量が増加したものの、昨年度国内外で好調だったメタルファイト ベイブレードおよびトランスファーマーの反動減や経済情勢が厳しい欧州地域を中心に苦戦した事などから、売上高は減少。また、それに伴う粗利益の減少、広告宣伝費などの増加により、利益面も減益となった。