辺野古移転が唯一有効な方法 野田総理

2012年11月14日 11:00

 野田佳彦総理は13日の衆議院予算委員会で米軍普天間飛行場の移設について「辺野古への移転が唯一有効な方法」と改めて明言するとともに「(沖縄県民の)理解を求めている」と語った。

 これについて、沖縄出身の閣僚・下地幹郎郵政担当大臣は「(閣僚として)政府の方針、総理が言ったことを尊重しながら、対応していきたい」と閣僚として政府の方針を尊重しながら、沖縄の負担軽減に取り組む考えを示した。

 そのうえで、下地郵政担当大臣は「県外移設という沖縄の思いがあることを内閣に伝えていかなかればならない。沖縄の思いは閣内でも閣外でも大事にしなければならない」と苦しい立場にあることもうかがわせた。

 岩屋毅議員(自民)の質問に答えた。岩屋議員は「与党内が意見を一致させていかないとうまくいかないと言ってきた。普天間の固定化を避けるために、下地さん自身が沖縄を説得しなければ進まない」と辺野古移設に理解を得るよう求めた。

 野田総理は「内閣一致して対応したい」と述べた。(編集担当:森高龍二)