坂口力元厚生労働大臣(公明党・衆議院議員)は8日の衆議院予算委員会で民主党の社会保障制度と税の一体改革について、最低保障年金7万円を年収いくらの世帯から実施するのか、一元化をどうするのか「民主党案は中身が全く決まっていない。まるで幼稚園児のお絵かきに近い」と痛烈に批判した。
坂口元厚労相は年収200万円以下の年金暮らしの人を対象に最低保障年金を実施した場合、12兆円の財源が必要になる。消費税で賄った場合5%の引上げが必要で、現行のように地方に4割を提供する場合8%の引上げが必要になる趣旨の指摘を行った。
(編集担当:福角忠夫)