不信任案可決以外の総辞職 想像つかないと総理

2012年11月13日 11:00

 野田佳彦総理は12日の衆議院予算委員会で、石破茂自民党幹事長から内閣総辞職の可能性について質され「衆議院で内閣不信任案が通った場合以外での内閣総辞職は想像つかない」と語った。

 また、衆議院議員小選挙区での一票の格差是正については「違憲状態の解消へ、1日も早く解決しなければいけない」と最優先課題であるとした。

 また、議員定数削減についても「(自民党も30議席減を約束していたことであり)何とかこの国会で結論を出せないのか、知恵を出し、協力をお願いしたい」と協力を求めた。

 この日の質疑では、野田総理は世論調査での支持率低下について「真摯に受け止めなければいけないと考えている」とした。

 また支持率低下の理由については「総合的なご批判なんだろうと思うが、ひとつひとつ課題を解決し、評価を得る努力をしていきたい」と語った。石破茂自民党幹事長の質問に答えた。(編集担当:森高龍二)