東京ガスは7日、羽田水素ステーションを羽田空港近傍の大田区京浜島に15日、開所すると発表した。16日から羽田空港(東京都大田区)から新宿駅西口(東京都新宿区)間、羽田空港から東京シティエアターミナル(東京都中央区)間に定期営業運行する燃料電池バスに水素を供給する。
東京ガスによると、今回の水素ステーションは既存の天然ガススタンドに併設するもので、天然ガス併設型の水素ステーションは国内初という。
ここでは、都市ガスを改質して水素を製造し、その際に発生するCO2を分離・回収し、液化する実証を行う。こうして回収したCO2は工業用原料として有効利用する方法などを検討するとしている。
(編集担当:福角やすえ)