日本旅行業協会がまとめた主要旅行業者63社の9月の旅行取り扱い状況(速報)によると、円高や企業需要の回復などプラス要因はあったものの、取り扱い総額は5453億5168万9000円と前年同月に比べ5%減少した。7ヶ月ぶりに前年同月を割った。
それによると、外国人旅行は60億9652万4000円と、昨年の新型インフルエンザによる低迷の反動による増加やアジア圏からの訪日需要で前年同月比45.5%の大幅な伸びとなったが、国内旅行は3174億2523万8000円と団体旅行や企画旅行など全体的にシルバーウイークの反動減があり、前年同月比で7.9%減少、海外旅行も2218億2992万7000円と企業需要の回復や円高の継続による増加はあったものの、前年同月比で1.7%減少した。
(編集担当:福角忠夫)