民主党政治改革推進本部(本部長・岡田克也民主党幹事長)は12日、総会を開き、インターネットの選挙解禁と国会議員歳費などの日割り法案について与野党での協議入りを了承した。
一方、国会議員の歳費1割削減については継続審議とし、改めて総会で議論することとなった。
岡田政治改革推進本部長は、前日、幹事長としての記者会見で「国会議員の定数削減は直ぐには結論が出ない。野党からは比例だけを減らすことに抵抗もある。だからといって、なにもしないのはどうかと思う。国会議員ひとりあたりの歳費を減らし、国会議員歳費1割削減を検討していきたい」とし「インターネットの選挙解禁と合わせて法案をこの国会に提出したい」との意向を語り、国会議員歳費の1割削減実現へ意欲を示していた。
岡田幹事長は12日の党政治改革推進本部総会で「政治改革は党にとって、最も重要な政策の柱」との位置づけを語った。(編集担当:福角忠夫)