住友ゴム、三菱自のアイ・ミーブにダンロップの環境タイヤを標準装備

2010年11月09日 11:00

 住友ゴム工業<5110>は、三菱自動車工業<7211>が昨年7月から発売している新世代電気自動車「i-MiEV」に、ダンロップの「ENASAVE 2030」の納入を開始した。

 ENASAVEはダンロップの環境タイヤブランド。今回標準装着される「ENASAVE 2030」は、「i-MiEV」の求める高い環境性能を実現するため、タイヤラベリング制度に適合したダンロップの低燃費タイヤ「ENASAVEシリーズ」の開発で培った低燃費タイヤ技術を投入。タイヤの転がり抵抗低減によるエネルギー効率の向上はもとより、電気自動車に求められる高い静粛性と安全性能を高次元でバランスさせている。

 現在住友ゴムは、地球環境への取り組みを経営上の重要課題の一つとして位置づけ、地球温暖化の原因となるCO2排出量の削減に貢献する環境配慮タイヤの開発や、各種環境活動に取り組んでいる。昨年3月には環境省から「エコ・ファースト企業」にも認定。今後も業界の環境トップランナーとして、グローバルな環境活動を推進していく。
(編集担当:宮園奈美)