村田製作所 2010年モデル「ムラタセイサク君 Type ECO」を発表

2010年10月04日 11:00

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「ムラタセイサク君 Type ECO」は、ムラタが提案する、エコで快適な生活への具体的なソリューションを乗せて、未来に向けて走り続ける。

 株式会社村田製作所<6981>は27日、同社のイメージキャラクター的な存在である自転車型ロボット「ムラタセイサク君」および一輪車型ロボット「ムラタセイコちゃん」の2010年モデルを発表した。

 今回の「ムラタセイサク君 Type ECO」は、「エコに貢献するソリューションを紹介する」をコンセプトに開発されており、最新の省エネ技術、センサ技術、通信技術と、機器の環境性能向上に貢献する部品を搭載。また、これからの「スマートホーム」を期待させる製品や技術が結集されたモデルとなっている。

 例えば、今回新たに搭載されている、電力の使用状況を送信しモニタリングするための無線通信モジュールでは「電力の見える化」を実現しており、これを応用すれば家庭内の消費電力がひと目で把握できるようになる。また、命令がない時は自動的にスタンバイモードに入る赤外線センサは、照明機器やエアコンなどですでに活用され始めており、これからもどんどん普及していくであろう。さらには、ACアダプタを介さずに、どこでも簡単に電力を送受信して充電できるワイヤレス電力電送システムは、携帯電話やPC、その他のデジタル機器に搭載すれば、コードレスでスマートな生活環境が手に入る。これらの最新技術が「ムラタセイサク君」の小さなボディに納まっているのだから驚かされる。

 ちなみに「ムラタセイサク君」と「ムラタセイコちゃん」の2010年モデルは、10月5日~10月9日、千葉県幕張メッセで開催される「CEATEC Japan 2010」の村田製作所ブースでも実演される。
(編集担当:藤原伊織)