山田養蜂場、ローヤルゼリーの新たな有用性発表

2010年08月23日 11:00

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平成16年に厚生労働省が発表したデータによると、肩こりの悩みは女性で1位、男性で2位を占める。

 日々のデスクワーク、職場でのストレスなどが原因で起こる「肩こり」は、現代社会を生きる我々を苦しめる厄介者だ。厚生労働省が発表した平成16年国民生活基礎調査によると、日本人が抱える”健康に関する悩み”の1つである「肩こり」は、男性で2位、女性で1位となっている。また、女性の更年期障害として、ホットフラッシュや手足、腰の冷えなどが挙げられるが、肩こりもその症状の一つとされている。特に夏場は、冷房が効いた部屋で過ごすことが多くなるため、体が冷えることにより、血行不良から肩こりを引き起こし易くなる。肩こりは、生活の質(QOL)を低下させるだけでなく、頭痛などを引き起こす原因にもなり得る。現在、肩こりの治療法としては、飲み薬や湿布などによる薬物療法、マッサージ、鍼などが主流であるが、最近では、”健康食品の利用による肩こり改善作用の研究”も進められている。

 そんな中、ローヤルゼリーなどのミツバチ産品の有効性を検証する研究に注力してきた、山田養蜂場は、2007年に愛媛大学医学部との共同研究によりローヤルゼリーの摂取が女性の冷え性を改善することを発表。さらにこの度、ローヤルゼリーが肩こり症状を改善することを明らかにした。

 今回の研究では、肩こりに悩む更年期周辺女性を対象にローヤルゼリーを継続して摂取させ、自覚症状のアンケートを実施。その結果、ローヤルゼリーの摂取により首筋の張りの自覚症状が改善したことが判明。ローヤルゼリーは更年期周辺女性の肩こりに対して有効であることを示した。

 同社では既に、ローヤルゼリーを多く含んだ商品を多数発売している。これらの商品が消費者にとって、有効なものであることを多角的に証明するとともに、様々な健康障害に悩む人々のQOL改善を目指し、今後も研究開発に力を入れていく考えだ。
(編集担当:山下紗季)