ロート製薬が敏感肌用スキンケアシリーズ「肌研 es(エス)」を発売

2010年08月09日 11:00

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化粧水市場ナンバーワン(インテージSRI調べ)の売り上げを誇る「肌研(ハダラボ)」から登場する、敏感肌用スキンケアシリーズ「肌研 es(エス)」。

 多くの女性にとって、自分の肌と化粧品との関係は生活を送っていく上での大きな問題の一つだが、医薬品大手のロート製薬<4527> が独自に行った調査によると、化粧品を使うことで刺激を感じ、自分が敏感肌だと感じている”自称・敏感肌”の女性が約7割もいるという。

 そして、そういった女性は季節の変わり目や生理などによる体調の変化によって化粧品が肌にしみるなど、スキンケアに対するストレスや悩みを抱えている一方、「お金がかかる」「肌に合うか心配」「スキンケアを変えることに抵抗感がある」などの理由から、敏感肌用のスキンケアを使用することにためらいを感じているそうだ。また、敏感肌用スキンケア化粧水の約半分は通信販売などで展開されており、薬剤師から対面でアドバイスを受けながら購入するという機会が少ないということも問題の一つである。

 そういった調査結果を受け、ロート製薬は新しいアプローチで新製品を開発。人気ブランド「肌研(ハダラボ)」より、敏感肌のための新スキンケアシリーズ「肌研 es(エス)」を8月19日に発売する。「肌研」は、2004年に立ち上がった比較的新しいブランドながら、認知度90%以上、売り上げ100億円を誇る人気ブランドだ。

 「肌研 es」のこだわりは、徹底的に肌へのやさしさを追求した処方。「香料フリー」「着色料フリー」「アルコールフリー」「防腐剤フリー」「オイルフリー(化粧水・泡洗顔。乳液・メイク落としは鉱物油フリー)」の”5つのfree”を合言葉にした無添加処方と、角質層の奥深くまで浸透するオリジナル成分「ナノ化ミネラルヒアルロン酸」を採用している。健康な肌と同じ弱酸性にしており、使用感は水のようにナチュラルだ。

 さらに、従来の「肌研」シリーズと同じく低価格を実現し、ドラッグストアを中心に展開していくことで、より多くの女性に安心して購入してもらえるような環境を整備。同社は、「肌研 es」で敏感肌用スキンケア市場の拡大を狙う。
(編集担当:上地智)