経済再生、政治安定へ どう応えるかに尽きる

2010年08月06日 11:00

 輿石東民主党参議院議員会長は5日の記者会見で、この日催された日本経済団体連合会との懇談会で、米倉弘昌経団連会長から、ねじれ国会といわれても日本経済の再生、復活は最重要課題であり、政治空白はつくらないでほしい旨の発言と日本の政治を安定させてほしい。でなければ世界に相手にされなくなるでしょう、との趣旨の発言があった、と紹介した。

 輿石氏は、こうした発言は、国会運営と日本の政治への憂いであり、「政権与党として、どう応えていくかに尽きる」と指摘を踏まえた対応に努める考えを示した。

 米倉経団連会長は、来年度予算編成についても「新規財源の確保が非常に困難な中、各大臣が強力なリーダーシップを発揮し、政策にプライオリティをつけ、予算編成を行っていくことが非常に重要」との考えを示している。
(編集担当:福角忠夫)