新入社員から中堅社員までの層(20歳から34歳までの層)のモチベーション調査で、仕事に対して「やる気」度を100点満点で個人採点してもらった結果、男女ともに80点以上が2割強、逆に、40点未満という回答も女性の23%、男性の17%に上ることがJTBグループのアンケート調査で分かった。やる気度が低い人ほど会社の業績や部門の売上についての関心も低かった。
調査は従業員100人以上の会社に勤める20歳から34歳の会社員で、携帯アプリをひとつ以上使用している男女。6月10日、11日に調査し、518人から有効回答を得た。
仕事に対するやる気では80点以上が21.6%、60点から79点が37.8%、40点から59点が20.7%、40点未満が19.9%になっていた。
調査にあたったJTBモチベーションズでは「好きなものへの関心が高いこの世代のモチベーションを上げるためには、企業や組織が適職感を高めるプログラムを提供することやコミュニケーションを促進するサポートを行うことがポイントになる」とアドバイスしている。
(編集担当:福角忠夫)