菅直人総理は4日開かれた参議院予算委員会で、菅内閣としてめざす社会について「国民の生活が第一という目標と元気な日本を復活させるという目標があり、経済成長(景気対策)、社会保障(改革)、財政健全化の3つを連動させて政策を押し進めていくべきと考えている。また、(国民一人一人が)居場所と出番のある社会をめざしていきたい」と語るとともに、政治の役割について「不幸を最小限にすること」とした。
また、日本の社会において、個人の孤立化が進んでいるとの認識を示し、地域社会や親子の関係が薄れていることに対し懸念を示した。
(編集担当:福角忠夫)