トンボが加圧式ボールペンの新カラー発売

2010年08月04日 11:00

 トンボはノックするたびにリフィル内の気圧を高め、インク出具合を加速するノック加圧式ボールペン「AirPress」にアーバンスポーツカラー3種を追加した。

 「AirPress」は、ノックする度にリフィル内の気圧を高めるボールペン。それにより、インクの出具合が加速し、カスれず、湿った紙でも書ける画期的なアイテムだ。また、一般的な事務ペンよりも胴軸が3割太い、直径13.7mmで握りやすさを考慮し、3種類の樹脂を成型することで、安定性と透明度、グリップ性を確保した。今回新たに発売するのは、ボディ全体にクリア樹脂を使用し、加圧メカニズムの駆動が見える透明、全体を黒で統一し、内部のメカニズムをデザインとして活かすとともに、手汗でも滑りにくく、手袋をしたままでも筆記できるようにした黒。ボディに純白のエラストマーをインジェクションし、ノック棒やクリップ、ペン先を黒くし、コントラストをつけた白の3種類となっている。

 同商品は、これまでに概算55万本を販売。600円級のボールペンとしては順調な実績といえる。これらを踏まえ、同社は今回の新商品において、年間販売企画12万本を予定しているという。
(編集担当:山下紗季)