前原誠司・国土交通大臣は高速道路の無料化社会実験を「6月下旬から実施する」と18日語った。
一方、同時に実施したいとしていた高速道路の新たな料金割引については「今後の国会の審議状況を踏まえて決める」との考えを示した。
大臣は「(当初、無料化社会実験と新たな料金割引を)6月から同時に開始する予定だったが、会期末まで一か月余りとなり、審議日程も限られる中、関連法案が現時点において委員会審議前であるため、準備の目途が整った無料化社会実験を先行して6月下旬から開始することにした」と審議状況などから、変更せざるを得なくなったことを説明した。
(編集担当:福角忠夫)