カシオ、米ベライゾンに防水・耐衝撃携帯端末”G’zOne”を供給

2010年03月19日 11:00

 カシオ計算機 <6952> は、米国ベライゾンワイヤレスに、QWERTYキーボードを装備した防水・耐衝撃ケータイ『G’zOne Brigade』を供給。3月12日より販売が開始されている。

 同社は2006年、米国ベライゾンワイヤレスに米国国防総省規格(MILスペック)に準拠した防水・耐衝撃ケータイ”G’zOne”の供給を開始し、米国携帯電話市場に参入。以降、継続的に高性能化や小型化など性能進化を図った”G’zOne”を投入し、北米市場に”タフネスケータイ”という新ジャンルを浸透させてきた。

 今回の『G’zOne Brigade』は、ベライゾンワイヤレスに向けた”G’zOne”の5号機(タフネスケータイとしては6号機)で、屋外で安心して使えるタフネス性能を継承しながら、新たに横開きの折り畳み形状を採用。開いたときはQWERTYキーボードと大画面(2.9インチワイドQVGA液晶)を使って、パソコンのように両手でメールやコンテンツ閲覧が行え、畳んだときはテンキーパッドとサブディスプレイ(1.2インチ有機EL)を使って、通常の携帯電話のように片手で通話やPTT(プッシュ・ツー・トーク)を行えるツーウェイスタイルを実現。これにより、様々な機能やサービスを最適なスタイルで快適に操作することができる。

 さらに、フェイスフォーカス搭載の3.2メガカメラや、PDFなどが閲覧できるドキュメントビューアー、メールを読み上げるテキストツースピーチ、ベライゾンワイヤレスの「V CAST Music with Rhapsody(TM)」や「V CAST Video」に対応するなど機能も充実させるとともに、1440mAh大容量電池搭載による長時間利用を実現するなど、携帯電話としての基本性能も強化。加えて今回、テンキーパッドの下部にステレオスピーカーを配し、大型の専用操作キーを設けることで、携帯電話をトランシーバーのように使えるPTT機能も搭載し、使い勝手を大幅に向上させている。
(編集担当:中里恵)