10月は木づかい月間 林野庁課長自ら呼びかけも

2009年10月01日 11:00

 10月は「木づかい推進月間」。林野庁では「地域材の実需を拡大して資金を山に環流し、国内森林整備の促進等を図るため、国民運動として、木づかい運動を推進する」こととし、「地域材の利用の意義に関する知識の普及及び情報の提供に努める」ためのイベントを今月、全国的に展開していく。

 これは、「温室効果ガス吸収源対策・施策」として持続可能な森林経営の推進に寄与するなど、CO2排出削減の効果を高めるため、「木づかい推進月間」として、関係省庁、地方公共団体、関連する団体、企業、NPO等も含めた幅広い参加の下に運動を展開していこうというもの。

 具体的には、9月19日に日本放送の放送番組(栗村智の「HAPPY!ニッポン!」)で、池渕雅和林野庁林政部木材利用課長が「地球温暖化防止に貢献する地域材の利用」について話をするほか、東京FMで10月の毎週月曜日放送番組「Blue Ocean」の中で「木づかいインフォメーション」を放送。また、10月3日、4日に大阪・堀江地区一帯を会場に開催される堀江音楽祭に「木づかい」ブースを出展し、木づかいブックの配布やパネル展示、国産材製品の紹介などを行い、広く、国民運動に広がるよう呼びかけていく。
(編集担当:福角やすえ)