キーコーヒー、平成25年3月期第2四半期決算を発表

2012年10月23日 11:00

 キーコーヒー は22日、平成25年3月期第2四半期決算を発表した。売上高は、274億60百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は4億36百万円と前年同期に比べ4億25百万円の増益、経常利益は5億52百万円(前年同期比375.5%増)、四半期純利益は2億56百万円(前年同期は6百万円の純損失)となっている。

 現在の経営環境は、東日本大震災の影響から緩やかに回復の兆しが見られたものの、欧州金融問題や電力料金の値上げ、低調なまま推移している個人消費など厳しい状況が続いている。コーヒー業界は、ここ数年高値圏で推移していたコーヒー生豆相場が最高値圏を脱したものの先行きは不透明であり、また、コーヒー以外の製品についても主原料となる穀物類の国際相場が高騰するなど、予断を許さない状況が続いている。

 このような市場環境の下、同社グループはコーヒーの持つ魅力を生活者にお届けし続けるという企業使命を果たすため、「品質第一主義」の経営理念に基づき、「収益性の改善」と「市場競争力の強化」を2つの柱として新たな事業領域の開拓、生活者のニーズにお応えする新商品の開発、お客様との絆を深める企画提案型の営業活動を展開し、業績の回復に努め、利益面は大きな影響を受けた東日本大震災以前の状況まで回復しつつあるようだ。

 尚、通期での見通しも、修正なしとしている。