日本興亜損害保険が損保業界で初めて「エコ・ファースト企業」に認定された。11月11日、斉藤鉄夫環境大臣と「エコ・ファーストの約束」を交わした。
これは、環境大臣に対し、京都議定書の目標達成に向けた地球温暖化対策など、自らの環境保全に関する取り組みを約束するエコ・ファースト制度(環境省)にもとづくもので、日本興亜損保は、(1)カーボンニュートラル宣言企業としてCO2排出量を削減する(2)保険商品・サービスを通して環境保全の重要性を社会に伝える(3)保険との関わりを通しCO2排出量の削減を支援し低炭素社会の実現に取り組む、としている。
同社は、「企業活動(営業・出張・通勤、廃棄物、物流を含む)に伴うCO2排出量を包括的に算定する基準(「日本興亜基準」)を国内で初めて策定したことや他に先駆けてカーボンニュートラル化を目指したこと、自動車保険の「Web確認(証券・約款)」および保険事故時の樹脂バンパー補修やエコパーツ活用にカーボンオフセットの仕組みを導入したこと、エコ安全ドライブの普及を目指した事業者参加型のエコ安全ドライブコンテストの開催など、地球環境の保全・持続可能性の確保への包括的な取り組みについて、その先進性・独自性が高く評価された」と話している。