ホテルオークラとロイヤルホテルが合弁会社設立

2008年06月03日 11:00

 ホテルオークラとロイヤルホテルは、宿泊業務分野のセールス・マーケティング業務を統合するため合弁子会社・株式会社オレンジ マーケティング サービス ジャパンを6月2日、設立した。7月から事業を開始する。資本金は9500万円。出資比率はホテルオークラが55% 、ロイヤルホテルが45% 。

 新会社は、新しいビジネスモデルとして、両社グループホテルのマーケティング機能を強化するとともに、そのノウハウをホスピタリティー業界の様々な企業に提供するマーケティング・ソリューション・カンパニーを目指す。

 新会社は(1)ホテルオークラとロイヤルホテルから業務受託し、両グループホテルの販促、広告宣伝活動や両グループホテルの宿泊予約・解約業務、顧客プログラムの相互乗り入れ 。両グループホテルのセールス・マーケティングのツール、チャネル整備等を行う。また、(2)独自の事業として、国内では国内ホテル等の新規加盟誘致、海外独立系ホテルの日本市場でのマーケティングサービス代行等、海外での活動として海外チェーンホテルとの戦略的業務提携の推進(相互送客の実施)、新会社加盟ホテルの海外での販促活動支援等を予定している。