ヤマハは簡単に組み立てられる規格型タイプのヤマハ防音室「アビテックス セフィーネⅡ」の10タイプを6月1日から販売する。
アビテックス セフィーネⅡはマンションへの設置を考慮し、床部分の構造を改良、フレーム間に吸音材を追加することで、階下への遮音性能(固体伝搬音、空気伝搬音)を向上させた。広さは0・8畳、1・2畳、1・5畳の3タイプ。壁の高さは2メートルと2・2メートルの2タイプある。
遮音性能は音圧が10dB(音のレベルを表す単位)減ると耳に聞こえる音は半減し、「例えば、フルートの音は約90dBあるが、遮音性能・Dr-35タイプで、小さな話し声程度に遮音され、Dr-40では、かすかな話し声程度の音量となる」と説明。
セフィーネII ボックスタイプは70万3500円から157万5000円(税込)。初年度販売予定数は1000室。