東武百貨店来年度から3年で73億かけ2期改装へ

2008年04月30日 11:00

 東武百貨店は2009年度から2011年度にかけて計画している池袋本店第2期改装計画の投資額を当初予定の45億円に28億円上積みし、73億円にする。

 改装のための投資額は2006年度から2008年度までの第1期改装に56億円を投資しており、1期、2期をあわせた総額では129億円の改装投資となる。

 投資額上積みの理由について、同百貨店では「東京メトロ副都心線延伸により地域間競争がより激化すると考えられること。第1期改装で完成した本館食料品売場が好調で、この顧客の流れを上層階へ繋げたい。急激なライフスタイルの変化に対応するには改装のスピードアップが必要と判断した」としている。第2期改装計画では1階、2階の婦人服飾雑貨ゾーン、5階の紳士服ゾーン、6階のリビングゾーンとトイレなど環境設備の改装を行う予定。第2期改装修了後には11階以上のレストラン街の全面改装に着手したい、という。

東武百貨店 池袋本店(同社プレス資料による)