ミミズ(LR末)末原料の改良に成功

2008年04月28日 11:00

ミミズ(LR末)食品のパイオニアであるワキ製薬は、宮崎県のグループ企業である輝龍と倉敷芸術科学大学の須見洋行教授との共同研究により、10年以上の市場実績を持つLR末原料の大型改良に成功した、と発表した。

 すでに製法特許を出願し、4月10日から特許公開されている。国際特許についても既に出願済みといい、今後の展開として「現在、アメリカやアジア圏内で展開されているLR末食品のグローバル展開が期待できる」と同社。

  ミミズ(LR末)食品は、1997年、宮崎県の輝龍が20年以上の年月を掛け開発したサプリメント成分で、現在はグループ企業であるワキ製薬のみが世界で唯一製品化している素材である。

  ワキ製薬では「10年以上の市場流通で、医療事故などの報告も受けておらず、非常に安全性の高い素材として、数年前より注目されており、近年では多くの医者も実際の医療現場で扱う程に成長した新素材になっている」とLR末の有用性について語る。

  輝龍と倉敷芸術科学大学の須見教授らの研究グループは、今回、安全性、生産性、有効性を一層向上させようと、数年前より原料の生産方法を見直し、生産および殺菌工程を大幅変更することにより、品質の向上のみならず、安全性、生産性、有効性の向上に成功した。