トヨタ、ダイハツ、富士重が新たな関係構築へ

2008年04月15日 11:00

 トヨタとダイハツ、富士重工業が各社の技術力を活用した開発体制の構築など、開発、生産での新たな協力関係を構築することでこのほど合意した。

 具体的には小型FRスポーツ車をトヨタと富士重工業が共同開発し、両社で市場展開していく。トヨタから富士重工業へ小型車をOEM供給する。ダイハツから富士重工業へ軽自動車と小型車「クー」をOEM供給する、というもの。

  小型FRスポーツ車については2011年末に市場に出せるよう取り組みたい意向だ。生産は富士重工業が行い、トヨタが富士重工業に生産を委託する形になる。また、トヨタから富士重工業への小型車のOEM供給は2010年末をめどに実施したい意向。ダイハツから富士重工業への軽自動車と小型車「クー」のOEM供給については、まず、今年10月から、小型車「クー」を富士重工業に年間6000台規模でOEM供給する。軽自動車については2009年後半以降に順次充足させていく、としている。