警察庁は13日、今年上半期の出会い系サイトに起因する事案をまとめた。検挙件数は448件と前年同期に比べ49件、率にして9.9%減った。
ただ、犯罪被害に遭った児童は124人と前年同期では9人減ったものの、1ヶ月に20人以上が被害に遭い、全体の59.7%が児童買春による被害だった。
被害児童の年齢では16歳と17歳がともに30.6%と最も多く、15歳が16.9%、14歳が12.9%、13歳が6.5%、11歳以下が2.4%あった。
警察庁では「悪質出会い系サイト事業者への取締りを徹底するとともに、書き込み違反者に対する取締りを継続していく」としている。(編集担当:森高龍二)