解散と公定歩合は嘘をついても良いと教えられた

2012年08月22日 11:00

 新党大地・真民主党の鈴木宗男代表は森喜朗元総理がテレビ東京の番組で「解散の約束なんかすることはない。昔から首相は解散で嘘をついても良いことになっている」と語ったことを評価。自身もブログで「昔から『解散と公定歩合は嘘をついても良い』と教えられてきた」とし「(解散は)それほどに機微な話。やみくもに解散、解散というのはどう考えても生産性がない」と今国会で解散を求める自民党など解散勢力をけん制した。

 鈴木代表は「森元首相の発言に自民党執行部はよくよく耳を傾けるべき」と綴り「竹島、尖閣と国家主権に係わる問題が起きた以上、政治空白をつくるべきでない。国益の観点から与野党結束して、この難局に対処するのが国民から選ばれた国会議員の責務。本筋を間違わない政治」を求めた。(編集担当:森高龍二)