朝鮮日報は「独島(日本名・竹島)日本による上陸、韓国は7年前から対策」との17日の記事で「韓国軍・海洋警察などが16日に明らかにしたところによる」として「右翼など日本の民間人が独島への上陸を試みた場合、海洋警察の艦艇や独島の警備隊員などが第一線で対応し、韓国軍は後方で支援の役割を果たすことになる」と報じた。
そのうえで「日本側の民間人が大型船で接近して大人数で上陸を試みる場合や自衛隊の艦艇や航空機などが出動した場合には、海洋警察の警備艦や独島の警備隊員だけでは対応が困難なため、支援役の韓国軍が第一線で直接対応することになる」としている。
朝鮮日報は「韓国軍当局は90年代初めから東方計画と題する独島防衛の秘密計画を策定し、海洋警察と共に毎年2-3回ずつ独島防衛訓練を実施してきた」とし「東方訓練には韓国海軍の駆逐艦や哨戒艦、護衛艦、P3C海上哨戒機、韓国空軍のF15K・KF16戦闘機など海軍・空軍のほか、100人程度の海兵隊も参加している」と報じた。
日本政府はこうした状況を当然把握しているとみられ、竹島に対する韓国の領有権の既成事実化をいかに阻止し、日本の国益を守るのか、実効のある対策を見出すことができるのか、国民の注目があつまっている。(編集担当:森高龍二)