ブータンに大使館 外務省で検討中と野田総理

2012年07月10日 11:00

 野田佳彦総理はブータンに大使館を設置するかどうか外務省で検討していることを明らかにした。木村太郎衆議院議員(自民党)の質問に答えた。

 野田総理は「一般論として大使館の設置は我が国の外交政策の円滑な実施に資するものと考えている」とし「ブータン王国との二国間関係については、これまでに築いてきた緊密な友好関係を更に発展させるよう、引き続き人的交流などに取り組む」考えを示した。

 これは木村議員が「ブータン国王夫妻が我が国国民と触れ合い、励まし、東日本大震災以降に明るいニュースを作ってくれたことは記憶に新しい。国民もブータンという国に強い関心と親しみを持ってきている。外務省はブータン王国に大使館を新設する方針を打ち出したがブータン王国に大使館を新設する具体的なタイムスケジュールを」と質したのに答えた。

 野田総理は「検討中だが新設する方針は現時点では何ら決定していない」と述べ、設置するかどうかの検討段階にあることを明らかにした。(編集担当:森高龍二)