沖縄と国の信頼回復へ 安倍総理が人事で示す

2012年12月28日 08:45

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安倍総理は沖縄と政府との信頼関係回復を重視する人事を閣僚や政務官ポストの人選でもうかがわせている

 安倍総理は沖縄と政府との信頼関係回復を重視する人事を閣僚や政務官ポストの人選でもうかがわせている。

 さきの組閣で美ら島議連会長で、第1次安倍内閣・福田内閣時代に沖縄担当大臣だった岸田文雄衆議院議員を外務大臣に任命したほか、27日の大臣政務官人事では内閣府の大臣政務官に沖縄を地盤にする島尻安伊子参議院議員を政務官のひとりに選んだ。島尻氏は復興大臣政務官も兼ねることになった。

 島尻氏は、安倍内閣発足時から「わたしの関心は沖縄担当大臣」と沖縄出身の参議院議員としての立ち位置を重視してきた。岸田氏の外務大臣登用にも「沖縄を力強く支援してくれる」と期待を膨らませていた。今回の内閣府大臣政務官ポストへの自身の着任で、沖縄の思いを直接、政府内に反映させていけるとの思いを強めていそう。(編集担当:森高龍二)