野田佳彦総理は民主党代表として25日夕の臨時代議士会で26日の社会保障と税の一体改革関連法案の採決に「一致結束して力をあわせ、法案通過に向け支援、賛同を賜るよう心から、心から、心からお願い申し上げる」と目を潤ませて理解と協力を呼びかけた。
また「最低保障年金制度の創設や後期高齢者医療制度の廃止も旗を降ろしていない」と強調した。これは国民会議にゲタを預け、先送りしたとの批判がある中で、民主党として掲げた月額7万円の年金支給という最低保障年金や後期高齢者医療制度廃止という公約を反故にするものでなく、これから実現に向けて取り組んでいくのだという野田総理の思いを滲ませた呼びかけでもあった。(編集担当:森高龍二)