日本域内の落下は通常起こらない 官房長官

2012年12月04日 11:00

 藤村修官房長官は3日、「北朝鮮に対しミサイル発射を強く自制するよう求めている」としたうえで「北朝鮮が人工衛星と称するミサイルを発射した場合でも、北朝鮮が設定した落下区域などを考慮すると、日本の領域内に落下するケースは通常は起こらないと考えている」と語った。

 そのうえで「各交通機関を含め、国民各位においては、北朝鮮が設定した時間帯においても、平常通り生活・業務を続けていただきたい」と発表した。

 藤村官房長官は「北朝鮮がミサイルを発射した場合、エムネットやJアラームも活用し、速やかに必要な情報を伝えるので、テレビやラジオなどの情報にも注意していただきたい」とも語った。(編集担当:森高龍二)