藤村修官房長官は３日、中央高速道笹子トンネル天井板崩落事故について、「政府として、野田総理から国交省に対し被害者救済・救助に全力であたること、原因究明と再発防止の徹底を早期に行うこと、相談窓口を設置することなどが指示された」と発表した。また、羽田雄一郎国土交通大臣らが状況把握のため崩落現場を訪ねたと語った。
国土交通省は今回の事故を受けて、同日、東日本、中日本、西日本高速道路株式会社や首都高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社の管理する有料道路と一般国道を対象に、天井板のつり金具・固定金具や天井板の破損・変形の有無など天井板に実際に上がって近接目視と打音、触診による点検を行うよう緊急点検実施を指示した。（編集担当：森高龍二）
