今春に大学を卒業する学生の2月1日現在での就職内定率が80.5%と前年同期に比べ3.1ポイント改善し、8割台にのったことが厚生労働省と文部科学省の共同調査で分かった。
これは学校設置者や地域などを考慮して、国立大学21校、公立大学3校、私立大学38校を対象に実施したもの。
また、短期大学(女子学生のみ)については20校を対象に実施。その結果、短大においても66.9%と前年同期に比べ3.8ポイント改善されていた。
それによると、今年3月の大学卒業予定者は推計で55万人、このうち40万6000人が就職を希望し、32万7000人が内定にこぎつけたとみられている。
一方、短期大学では6万6000人が卒業予定で、5万2000人が就職を希望。3万5000人が就職内定になっているとみている。(編集担当:福角忠夫)