藤村修官房長官は米国防省が米軍普天間飛行場に配備を予定している垂直離着陸機MV22オスプレイについて7日、「政府としてMV22オスプレイに関する情報提供をアメリカ政府に求めるとともに(政府独自にも)詳細な情報収集につとめ、得られた情報をもとに地元自治体の皆さんが安心できるよう、丁寧に誠意を持って説明していきたい」と述べた。
これは一部報道で日米両政府が普天間飛行場への配備前に7月にも本州の在日米軍基地や自衛隊基地に一時的に駐機させる方向で調整しているとの報道を受けての記者団からの質問に答えた。
米国防省は昨年6月に「2012年の遅くから普天間飛行場に配備されているCH-46をMV22オスプレイに換装する(装備を変える)」方針を示し、準備を進めている。藤村官房長官は「スケジュールなど米国側でも調整中と聞いている。日米でそういう話が浮上しているということではない」とした。(編集担当:福角忠夫)