ヤマハ発がドラッグスターシリーズの2012年モデルを発表

2011年12月12日 11:00

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ヤマハ発動機は、クラス唯一の空冷Vツインエンジン搭載のクルーザー、「XVS400 ドラッグスター」と「XVS400C ドラッグスタークラシック」の新モデルを2012年1月10日より発売する。

ヤマハ発動機は、クラス唯一の空冷Vツインエンジン搭載のクルーザー、「XVS400 ドラッグスター」と「XVS400C ドラッグスタークラシック」の新モデルを2012年1月10日より発売すると発表した。

「XVS400 ドラッグスター」「XVS400C ドラッグスタークラシック」共に、従来モデルからの主な変更点はその個性的なカラーリングだ。ローダウンフォルムが特徴の「XVS400 ドラッグスター」の新色は、「ディープレッドメタリックK」(レッド)で燃料タンクの両サイド部に躍動感あるフレアパターングラフィックを採用。人気の高い「ブラックメタリックX」(ブラック)は、グラフィックを廃してエンブレムを立体化することでシンプルでありながら力強いイメージを印象付ける。

また、重量感ある鉄製のディープフェンダーなどを装備する「XVS400C ドラッグスタークラシック」は、「ブラックメタリックX」(ブラック)、「ニューパールホワイト」(ホワイト)ともにグラフィックを変更。いずれもシルバー色エンジンとツートンシートを採用しており、より”Classic”のイメージが強調されている。

ドラッグスターシリーズは、1996年にXV400ビラーゴの後継車種として登場。”陽気で明るくドライ感覚あふれる米国でのスポーツイベント、ドラッグレース”の雰囲気をモチーフとしたロー&ロングボディが特色だ。発売以降、国内二輪市場で4年連続の販売台数首位という実績もあるという。また、クルーザーとして空冷V型エンジンにこだわっており、その本格的な雰囲気も人気が高い。1998年に派生車種として登場したドラッグスタークラシックも、その重厚感に加え、高級感あふれるデザインが特長。一度生産終了となったこのシリーズが、2010年モデルを機に復活したことにもその根強い人気・需要の高まりが感じ取れる。特に若い層の人気が顕著であり、「カスタムの可能性がある楽しさ」や「ワイルドさ」という部分が、その人気を衰えさせない要因となっているようだ。

なお、この新モデルは国内の年間販売台数を1,000台と計画している。