TPP交渉への参加の是非について一川保夫防衛大臣は「野田内閣が最終的にどういうスタンスを取るか分かりませんけれども、日本の国内でいろいろなことが心配されている問題について、この機会にしっかりとした政策を打ち立てるということにもっと力を入れた方がよろしいのではないか」と正確な情報をもとに課題とされる点について議論を深め、課題解決に向けた政策立案に傾注することが重要との認識を示した。
特に農業分野について、一川防衛相は「個人的には食糧という問題は非常に国造りの基本だと思っておりますから(防衛大臣として)食糧安保という観点から見ましてもやはり安全保障の大前提として、基本的には国民が食べていける食料をしっかりと賄えるような政策が前提にないといけないと思っております」と食糧安保の視点からも農業政策の重要性を強調した。
(編集担当:福角忠夫)