立憲民主党は第2次岸田内閣第2次改造内閣の副大臣(28人)と政務官(26人)に1人の女性起用もない『異常人事』に『再考するよう』求めている。
同党の西村智奈美ジェンダー平等推進本部長は「内閣人事を目にして愕然とした。岸田政権の女性活躍を推進する気概が全く感じられず、この人事は岸田内閣のジェンダー平等に対する姿勢の本質が露呈したもの」と断罪した。
西村氏は「前内閣で11人いた女性副大臣・政務官をゼロにするというのは、早くも(女性活躍推進の)看板倒れと言わざるを得ない。5人の大臣を女性にしたところで、このようないびつな内閣では国際的にもますます我が国のジェンダー平等意識が疑われる」と厳しく問題提起するコメントを18日までに発表した。「自民党の派閥政治の弊害の現れ」とも指摘している。
泉健太代表も「副大臣、政務官の選出も近々の総選挙をにらんだ役職のバラマキのように感じる。また女性議員がいないのは本当に今の時代に反する人事だ」と岸田総理の認識を問題視した。(編集担当:森高龍二)