立憲民主党の野田佳彦代表は3日から7日までの日程で開かれる核兵器禁止条約国会議に政府も自民党もオブザーバーとしてさえ参加しないことは残念と、その姿勢に苦言を呈した。そのうえで立憲議員は日本の国会議員としては会議で初めて発言することを紹介した。
野田氏は「日本被団協がノーベル平和賞を受賞したにも関わらず、政府が一歩前で出ることはなく、オブザーバー参加もしないことは極めて残念。自民党議員も派遣しないというのももっと残念」とXで発信した。
そのうえで「立憲民主党は1回目から国会議員を派遣してきたが、今回は広島選出の参院議員・森本真治さんを派遣し、日本の国会議員として初めて、会議の中で発言することになった」と紹介。
野田氏は「政府が動かないぶん、我々は議員外交で補っていく。核を持つ国と持たない国の橋渡しができるのは日本だけ」と日本の役割を改めて明示し「国会議員の奮闘でこの役割を補っていきたい」と述べた。(編集担当:森高龍二)