今回のニュースのポイント
米株3指数がそろって上昇:前日の米国市場ではダウ平均、S&P500、ナスダックの主要指数がそろってプラス圏で引け、全面高の展開となりました。
ナスダック主導でハイテク株が強い:上昇率ではナスダックがダウを上回り、アマゾンやマイクロソフトなど主力ハイテク・グロース株への買い戻しが目立っています。
投資家心理の改善が意識:米国とイランの協議進展期待や、金融機関の好決算を受けた安心感から、投資家のリスク選好姿勢が持ち直す動きが見られました。
東京市場も買い先行の見込み:米株高や外部環境の改善を受け、本日の寄り付きは上昇して始まる公算が大きく、ギャップアップの可能性も意識されています。
15日の東京株式市場は、上昇して始まる見通しです。前日の米国株式市場で主要指数がそろって上昇した流れを受け、寄り付きから買いが先行しやすい地合いが見込まれます。
14日の米国市場では、ダウ工業株30種平均が前日比317.74ドル高の4万8,535.99ドルで引けました。ナスダック総合指数も455.34ポイント高の2万3,639.08、S&P500種株価指数は6,967.38といずれも大きく上昇し、主要3指数がそろって堅調な値動きとなりました。売り一巡後の買い戻しや好業績銘柄への物色が入ったとみられ、幅広い銘柄に買いが入りました。
今回の米株高の特徴は、ナスダックの上昇率がダウを上回るなど、主力ハイテク株に買い戻しが入り、ITや半導体関連を中心にリスクオンの流れが意識された点です。上昇の背景には、複数の好材料による投資家心理の改善が指摘されています。米国とイランの協議進展への期待感や、一部金融機関の1〜3月期決算が好調だったとの見方が安心感につながり、相場を支えたと受け止められています。直近の調整で割安感が意識されていた大型ハイテク株へ資金が戻ったことで、市場全体のリスク選好姿勢が回復しつつあります。
こうした外部環境の改善を受け、本日の東京市場も買いが入りやすい状況です。早朝の先物市場が堅調に推移していることから、現物市場も高く始まる展開が想定され、上方向に窓を開けて始まるギャップアップとなる可能性も意識されます。
ただし、寄り付き後の動きには注意も必要です。前日の日経平均は5万7,877.39円と、前日比1,374.62円高の大幅な上昇を記録しており、買い一巡後は利益確定売りが出やすい地合いです。日経平均は足元で高値圏を巡る攻防が続いており、依然として米株や為替といった外部要因への依存度が高い相場付きであることに変わりはありません。米株高を受けた買いがどこまで続き、取引時間を通じて高値圏を維持できるかどうかが、本日の焦点となります。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













