本社がスイスに所在の世界的なCSR調査・格付け会社であるSAM社は、毎年、世界約2,500社を対象に「経済」「環境」「社会」面から企業の持続可能性について評価を行い、この評価項目に沿って、企業へのアンケート質問、発行文書・報道などから得られた情報をもとに各企業の評価・格付けを行う。
国内では本年度、パナソニック電工が3年連続で「Building Materials& Fixtures」セクターの「ゴールド(金)」クラスに選定。また、「セクターリーダー」にも選定されている。
住友林業は2010年に続き2年連続で「Home Construction」セクターで、「セクターリーダー」と「セクタームーバー」に選定されている。1691年の創業以来、山林事業の精神を礎に、総合住生活関連産業を世界規模で展開し、環境などの分野に貢献する取り組みを推進している点が評価につながったと考えられる。
また、丸紅は、産業別セクターである「Support Services」での最高評点企業として、2009年、2010年に続き「SAM Sector Leader」に認定。同時に、セクターの枠を超えた総合評点による格付けで、最高ランクの「SAM Gold Class」に2010年に続き認定され、「持続可能性に優れた企業」として同社の「The Sustainability Yearbook 2011」に掲載されているという。