飛鳥建設 は13日、平成25年3月期第2四半期の連結決算を発表した。売上高は453億円(前年同期比11.1%減)、営業損益は5億円の損失、経常損益は10億円の損失、四半期純損益は10億円の損失となっている。
第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、東日本大震災からの復興需要等を下支えとして、緩やかな景気回復の動きが見られた。しかしこのところの欧州や中国等の世界景気の減速等を背景に、景気の下振れ懸念が高まる情勢となっている。
国内建設市場においては、民間建設投資は、震災後の停滞から緩やかな回復が見られ、政府建設投資では、復興に向けた補正予算の本格的な執行が顕在化するも、資材費・労務費の上昇懸念に加え、受注競争は一段と激しさを増すなど、依然、厳しい状況となっており、同社の業績も減収での着地となった。
尚、通期での見通しは、以前、厳しい状況が続くと予測されるが修正なしとしている。