総理が決断を 今からでも遅くないと大口議員

2011年02月22日 11:00

 菅直人総理は21日の衆議院予算委員会(政治とカネの集中審議)で、大口善徳公明党国対委員長代理(衆議院議員)から小沢一郎元民主党代表の証人喚問について「今からでも遅くない。決断して下さい」とつめられ、「総理の立場で決めるのでなく、各党間の協議の中で決めて頂くことが必要」と自身での判断は回避した。

 大口議員は「それが、指導力がないといわれる所以」と批判。

 一方、菅総理は小沢元代表について党の対応として、22日の党倫理委員会で党員活動停止処分を行うべきかどうか審議されるが「党員活動停止は軽い処分といえない」とした。

 また、今月10日の小沢氏との会談で「(小沢氏は)政倫審に出るという気持ちは変わっていないという表現のことを言われた」と政倫審への出席には応じる意思を示していると説明した。
(編集担当:福角忠夫)